TICCのここに注目! その2

 総合プロデューサー・音楽監督の松下耕によるコラム『その2』をご紹介させていただきます。ご覧ください。

 

 次に、私達は開催時期について熟考しました。やはり、海外からは夏休みが日本に渡航しやすい時期ですので、7月末としました。海外では、6月から夏休みに入るところも多く、7月末は渡航のベストシーズンの一つです。

 私たちとしては、軽井沢国際合唱フェスティバルと1ヶ月の近さということで、運営が大変になるのでは、という意見もありましたが、やはり参加する方々を第一に考え、この時期にしました。この時期には、宝塚国際室内合唱コンクールも行われており、海外から日本にやってくる際、二つのコンクールに出場できる、ということは、貴重な状況だと思います。また、同じく来年から、東京国際合唱コンクールの1週間後には、台湾・台北で国際コンクールが開かれることになり、参加合唱団は、3週間の間に、最大3つの国際コンクールに出場のチャンスを得たということになります。

 このことは、海外、特に、遠路欧米各国からやってくる合唱団にとって朗報になるはずです。7月末、という会期の設定は、以上のような理由で決定されたものです。

 日本の一部の地域では、全日本合唱コンクールの県大会の時期とバッティングしてしまうのですが、以上の理由でご理解をいただきたいと思います。

 なお、私達は、台北の国際合唱コンクールと国際提携を結び、TICCs Networkを結成しました。これにより、両者はお互いに協力し合い、お互いの発展をサポートするものです。参加者に対しても、アジアの魅力的な2つの都市を満喫しながら、思う存分歌を楽しんでもらおう、というわけです。

 Tokyo International Choir Competitionと、Taipei International Choral Competitionの頭文字は奇しくも同じTICCとなります。この嬉しい偶然も、この提携の大きな後押しになりました。

 昔から、台湾と日本は良好な国際関係を維持していますが、TICCs Networkの結成により、合唱界においても、今まで以上の協力体制が生まれ、より強固な国際親善と交流がなされることと、各方面から期待されています。

総合プロデューサー・音楽監督 松下 耕

TICCs NETWORKのロゴマーク
Taipei International Choral Competition のロゴマーク
台北のオルガナイザーのジョニーさん(右)と代表理事の松下(左)、東京でのミーティング時の1枚。